ミニマリストがあたり前になったのは占星術が予測していたこと ~占星術の都市伝説~②
こんにちは
身体の歪みと運動能力の関係を顎の位置から改善することに特化した東京都港区のパルフェクリニック・医科歯科の歯科医師です。
今回は「医者は口を診ない、歯医者は口しか診ない」という言葉がボクにどういう診療姿勢を与えたのかをお話していきます。
その言葉を知る前からも、漠然とボクはずっと身体をトータルで診る訓練をしていました。しかし、そこからは更に、口の中と全身についての関連性に敏感になっていきました。
だから歯並びを直すために皆さんの姿勢や歩き方を見ます。治療用の診療台に横になってもらったときの、左右のつま先の開きの状態に気を配ります。肩の関節の左右差を見ています。それが意味することを理解しないまま、納得のいく治療を提供できないと考えているからです。また、O脚やX脚というのも足を直すと改善していくことがほとんどです。足というのは全身に「歪み」を与えてしまいます。それは歯並びをも歪めてしまう力があるのです。「大きな力」は「弱い力」をねじ伏せていきます。これが「詰めたり、被せたりしたものが直ぐ外れる」ということの最たる原因です。そして自分のメインである歯科矯正治療の前に立ちはだかる一番の問題の原因ともいえるのです。
「なぜ、矯正したのに歯並びが元へ戻るの?」という素朴な疑問に今までの矯正歯科医の多くは「そういうことがあるので、保定装置はしばらく使いましょう。元へ戻るようなら、もう一度装置を入れましょう」としか対処できないことが多々あったという印象です。それを「全身を診る」ということから多くの気づきと学びを得ることができたのです。
当院で何故「医科歯科連携」を強調しているのか。何故、「足」や「インソール」にこだわっているのかが少しでも、ご理解いただけたら嬉しい限りです。
更に言うと、それを理解したうえで歯並びや嚙み合わせを治していくと、あごの関節の不調が治るだけでなく、顔の形を整えたり、睡眠の質を改善したり、色々なメンタルの問題(うつ病、引きこもり、自殺願望など)を改善させる力があったり、「様子を見ていきましょう」と言われることの多い、片頭痛が解消されることも珍しい話ではないのです。
だから、これからの「風の時代」は、「モノではなく、自分の健康や能力・知識に投資する方が結局お金を生むし、幸せになれる」ということを思い出して健康に投資してみてください。それが大切な時代なのですから。
何千万円もする車を買って乗り回しても、何億円もする高級マンションに住んだとしても、常に頭痛を抱えて、イライラしたり、何時間も気分が滅入ったりしていては「幸せ」を感じられないと思います。
あなたの「ベストな笑顔」を作るお手伝いをするのが私たちの仕事なのですが、「心からの幸せな笑顔」が生まれるお手伝いもさせて頂けたら、本当に嬉しいです。あなたは幸せになるために生まれてきたのですからね。歯並びだけじゃなく全身の状態が改善し、精神的に安定して初めて「最高の笑顔」が生まれるのだと思っています。
当院のホームページ上で「歯並びだけじゃないワンランク上の矯正治療」と謳わせて頂いているのは、こういうことからなのです。「歯並びだけでなく、全身も視野に入れた治療を行うことができます」というのも、ここまで説明させて頂いたことを一言で伝えようとしているのです。
症例数を誇るだけなら、極端な話でいうと自分の名前だけを使って、他の歯科医師に治療をさせても可能です。でも、全身を知ってから治療を行うのか、そうでないのかは雲泥の差と言えるでしょう。大切なのは、繰り返しになりますが、「歯医者も全身を診ること」、これこそが「インビザラインというものが、担当する歯科医師によって差が出るわけ」だと言えます。
この先は、次回に続きます。
では。