笑うと目立つ歯ぐきを
適正な見え方に改善

ガミースマイル治療

笑うと歯茎が見えすぎてしまう … ガミースマイル

ガミースマイルは笑った時に歯茎が多く見える状態を指します。この状態がコンプレックスになり、笑いに抑制が生じたり口を開けるのが恥ずかしいと感じることは精神的にも大きな影響を与えます。幸い、ガミースマイルの治療は簡単なものもあり、10分程度の治療で解決する場合もあります。治療中の出血などもほとんどありません。症状や程度によって治療方法も異なるため、お悩みの方は一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

ガミースマイルの原因と治療法

一言でガミースマイルといっても、その原因はさまざま。原因が異なれば、治療法も全く違ってきます。下記では、ガミースマイルの主な原因と当院で行っている治療法についてご紹介させていただきます。

原因① ・・・ 上唇を持ち上げる筋肉が強すぎるため、歯茎が見えすぎてしまう。

上唇には上唇挙上筋といわれる筋肉が存在していますが、この筋肉が発達しすぎていると、笑ったときに唇が上に引き上げられすぎてしまうため、通常よりも歯茎が多く見えてしまうことがあります。このような場合は、上唇挙上筋の働きを和らげる「ボツリヌス注射による治療」(いわゆるボトックス注射)が有効となります。

治療① ・・・ 「ボツリヌス注射」

ボツリヌス注射は、ボツリヌス菌から抽出されるたんぱく質の一種を過度に緊張している筋肉に注射することで、一時的に緊張をほぐす治療法です。ガミースマイル治療では、上唇の上げ下げをコントロールしている上唇挙筋郡にボツリヌス注射をすることで過剰に上唇が引き上げられることを抑制し、歯茎が見えすぎてしまうことを防ぎます。メスを一切使用せず、薬剤を注入するだけの治療ですので日常生活の制限もなく、手軽に治療できることが特長です。

※注入量や濃度、注入部位の調整など、ドクターの技術や経験によって結果に差が出てしまいますので、医院選定の際はドクターの実績や経験もしっかりとチェックされることをおススメいたします。
※ボトックス注射とは、ボツリヌストキシン製剤の商品名です。一般的にボトックスという名称が普及しているため、患者さまに解りやすいようボトックスという名称を使わせていただいております。

ボトックス治療の特徴

  • 1回の通院で治療が終了します。
  • 注入後の日常生活にも全く支障はなく、副作用もほとんどありません。
  • 注入後の痛みや腫れもほとんどなく、周囲の人も気づかれません。
  • 術後2-3日で効果がではじめ、その効果は約4~6ヶ月ほど続きます。
  • 効果が切れる前に再度注入することで、効果を持続させることができます。

原因② ・・・ 歯茎が発達しすぎている・歯に歯茎がかぶっていて歯茎が見えすぎてしまう

歯茎が発達しすぎている場合などで歯よりも歯茎の割合が大きくなると、少し笑っただけでも歯茎が見えてしまいます。このような場合は、歯肉整形によるガミースマイル治療が有効です。

治療② ・・・ 「歯肉整形」

歯肉整形は、半導体レーザーを用いて歯茎を切り、歯茎の形を整える治療法です。主な目的はガミースマイルの治療や歯茎の不均一な高さを整えることです。通常、1回の通院で治療を完了することができます。出血はほとんどなく、簡単な治療では10分程度で終わります。ただし、過度に歯茎をカットすると、歯の根が露出し虫歯や知覚過敏のリスクが高まる可能性があるため、適切な症例選択が重要です。一部のケースでは、ボツリヌス注射との併用が推奨されることもあります。

歯肉整形治療の特徴

  • 1回の通院で治療が終了します。
  • 術後の腫れはほとんどなく、日常生活にも支障はありません。
  • レーザーで切った後の傷も、約2週間ほどで目立たなくなります。
  • 歯や骨をいじらないので、身体的負担が少なくて済みます。